皮膚科
皮膚科
皮膚や耳に関しての診療部門です。
皮膚は食べ物、環境要因、病気といった様々な原因により影響を受ける部位です。
病気の診断や治療以外にシャンプーや保湿等の日頃のお手入れも視野に入れ、飼い主様と一緒に治療に取り組めるよう実施しています。
月に一度、皮膚科専任の先生を招来し獣医療向上に努めており、診察日を設けておりますので、ご希望の方は当院スタッフまでご相談ください。
よくある症状
- 体や耳を掻く、なめる
- 毛が抜ける
- 皮膚、耳が赤い、ブツブツしている、フケが出る
- 皮膚、耳がべたつく、乾燥している
- 主な疾患
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- アトピー性皮膚炎、膿皮症
- 食物アレルギー
- 寄生虫症(ニキビダニ症、毛包虫症、耳ダニ)
- 外耳炎
- 皮膚、耳の腫瘍
- 荒井先生 プロフィール
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1985年 帯広畜産大学 獣医学科卒業 家畜解剖学教室に所属 1987年 北海道大学大学院形態機能学専攻 修士課程修了
獣医学修士 獣医師1987~1990年 東京都文京区 トライアングル動物病院 にて勤務 1990~1996年 北海道札幌市の動物病院にて勤務
(1993年~ 同病院分院 院長)1996~2004年 ペットフードのアイムス・ジャパン(株) にて犬と猫の栄養学に関する専任獣医師として勤務。シニア・マネージャーとしてテクニカル・サービス部(学術部門)を統括 2004~2019年 犬猫の血清検査サービスを実施するラボ会社:スペクトラム ラボ ジャパン(株)に勤務。
テクニカル・ディレクターに就任 サーベイを中心に研究活動を行う。2006年9月~ 日本獣医生命科学大学 獣医外科教室に大学院研究生として所属 2010年1月~2013年3月 日本獣医生命科学大学 動物医療センターにて皮膚科診療スタッフとして従事 2012年11月 同大学大学院において獣医学博士号の学位を取得 - 論文・著書・訳書
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- 犬のアトピー性皮膚炎の発症年齢と臨床症状
獣医疫学雑誌 第16巻 第2号 pp126-134
(2012年12月 査読後掲載)(荒井延明・薄井志保・纐纈雄三) - 薬物スコアを用いた犬のアトピー性皮膚炎に対する減感作療法の評価
動物臨床医学 Vol.22No.2pp53-60 (2013年6月 査読後掲載)
(荒井延明・中丸大輔・原 康・多川政弘) - 伴侶動物治療指針 Vol.1
(犬のアトピー性皮膚炎の治療の章)(チクサン出版社) 執筆 - 伴侶動物治療指針 Vol.2
(脂質代謝解析結果の治療への応用 の章)(緑書房) 執筆 - 伴侶動物治療指針 Vol.3
(フィルムへのアプローチ の章)(緑書房) 執筆 - 伴侶動物治療指針 Vol.5
(舌下免疫療法 CADの新しい治療OP の章)(緑書房) 執筆 - 改訂新版 ネコの病気百科(栄養と病気の章) (誠文堂新光社)執筆
- やさしくわかる犬の皮膚病ケア TimNuttall著
(ファームプレス社)共訳 - 2005年 第8号(No.194)(チクサン出版社)
「アトピー性皮膚炎の治療に減感作療法を取り入れる」 - 愛犬の友 2005年10月号(誠文堂新光社)
「やっかいなアレルギー克服術」 - NOTE 2006 年 7 月号(No.012) (インターズー社)
「海の向こうの減感作療法:減感作推進派獣医師がオハイオ州で見てきたもの」 - 小動物臨床 Vol.27 No.5(2008.9) (山水書房)
「Th1/Th2 バランスからみた犬のアトピー性皮膚炎のトータルマネージメント 動物に優しい治療をこころがける」 - 愛犬の友 2009年2月号(誠文堂新光社)
「犬も花粉症?-アトピー性皮膚炎との関連性について」
- 犬のアトピー性皮膚炎の発症年齢と臨床症状